WBCワールドベースボールクラシック観戦記HOMEへ


王ジャパンが辿ったワールドチャンピオンまでの道のり

WBCとは、ワールドベースボールクラシックの頭文字からきた略称です。ベースボールの世界一を競う国別対抗野球大会で、本大会の2006年が初開催の年となりました。

出場16カ国が4チームずつ4つのグループに分かれて第1次リーグ(ラウンド)を戦いました。各グループでリーグ戦を行い、各グループの上位2チームが2次リーグ(ラウンド)に進出。2次リーグも4チームずつ2つのグループに分かれ、再びリーグ戦を行い、各リーグの上位2チームが準決勝へ進む方式です。準決勝に勝ち上がった4チームが決勝トーナメントを行い、世界一を決めるのがWBCチャンピオンシップです。

つまり、

@1次リーグの4チームのリーグ戦→上位2チームが2次リーグへ
A2次リーグの4チームのリーグ戦→上位2チームが決勝トーナメントへ
B決勝トーナメントは、4チームのトーナメント戦

 

第1次リーグ

3月3日 台湾 0 - 2 韓国 東京ドーム
  中国 2 - 18 日本 東京ドーム
3月4日 韓国 10 - 1 中国 東京ドーム
  台湾 3 - 14 日本 東京ドーム
3月5日 中国 3 - 12 台湾 東京ドーム
  日本 2−3 韓国 東京ドーム

一位通過 韓国 3勝0敗 15-3 1.00
二位通過 日本 2勝1敗 34-8 3.00
三位 台湾 1勝2敗 15-19 6.84
四位 中国 0勝3敗 6-40 9.72

第一次リーグは、韓国、日本が上位2チームとなり、第二次リーグに駒を進めました。台湾は、ヤンキースの王建民が出ていたら、凄いことになっていたでしょうね。まぁ、とにもかくも、日本は韓国に敗退し、気を引き締めてアメリカに向かいました。


第2次リーグ

3月12日 米国 4 - 3 日本 エンジェル・スタジアム
  韓国 2 - 1 メキシコ エンジェル・スタジアム
3月13日 韓国 7 - 3 米国 エンジェル・スタジアム
3月14日 メキシコ 1 - 6 日本 エンジェル・スタジアム
3月15日 日本 1 - 2 韓国 エンジェル・スタジアム
3月16日 メキシコ 2 - 1 米国 エンジェル・スタジアム

第二次リーグは、韓国が三戦全勝し、リーグ通過を決定。日本は、韓国とアメリカに負けましたのでリーグ通過はほぼ不可能と思っていた矢先の3月16日、アメリカがメキシコに負けてしまいました。よって、日本、アメリカ、メキシコが一勝二敗ずつで3チームが横並びになりました。ここで評価されたのが、失点率です。

すなわち、失点率は以下のようになり、日本が二位通過となりました。

一位通過 韓国 3勝0敗 11-5 1.67
二位通過 日本 1勝2敗 10-7 2.03
三位 アメリカ 1勝2敗 8-12 3.12
四位 メキシコ 1勝2敗 4-9 4.32

 

決勝トーナメント

準決勝 3月18日
3月18日 日本 6-0 韓国
3月18日 キューバ 3-1 ドミニカ共和国

決勝 3月20日
3月20日 日本 10-6 キューバ

 

各賞受賞者

MVP-Most Valueable Player(最優秀選手賞)

松坂大輔

Best Nine(優秀選手賞)

日本からは松坂、里崎、イチローの三人。その他、優秀選手12人(投手3人)は次の通り。

▽投手 松坂、朴賛浩(パク・チャンホ)(韓国=パドレス)、マルティ(キューバ)
▽捕手 里崎
▽一塁手 李承ヨプ(イ・スンヨプ)(韓国=巨人)
▽二塁手 グリエル(キューバ)
▽三塁手 ベルトレ(ドミニカ共和国=マリナーズ)
▽遊撃手 ジーター(米国=ヤンキース)
▽外野手 イチロー、グリフィー(米国=レッズ)、李鍾範(イ・ジョンボム)(韓国)
▽指名打者 ガルロボ(キューバ)

 

WBCチケット購入、旅行の準備に戻る >>



WBC観戦記 WBC写真集 対戦国 (2006年の試合日)
@ WBCアメリカ戦の観戦記 T. WBCアメリカ戦写真集 (3月12日)
A WBCメキシコ戦の観戦記 U. WBCメキシコ戦写真集 (3月14日)
B WBCキューバ戦決勝の観戦記 V. WBCキューバ戦写真集(決勝戦) (3月20日)




WBC2006年アメリカ大会|観戦記および写真集 HOME /// 当サイトと作者について(著作権表示)
inserted by FC2 system