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決勝の行われた、サンディエゴ(パドレス・ペットコ球場)について

ペトコ・パーク(PETCO Park)は、カリフォルニア州サンディエゴにあるボールパークで、サンディエゴ・パドレスのホーム球場です。ぺトコは、ペット用品で有名な大型チェーン店で、サンディエゴが本社。

サンディエゴパドレスは、クアルコム・スタジアムを本拠地にしていたそうです。クアルコムは、サンディエゴで最も大きい企業で、電話機器や携帯機器といった通信業の大手企業。サンディエゴの北、ペット用品のペットコ本社近くにあります。大きな新しいビルが20棟ほど集積したクアルコムキャンパスといった趣でした。しかし、そのクアルコム・スタジアムも90年代に入ってからの「野球専用球場ブーム」に加え(同スタジアムはNFLのサンディエゴ・チャージャーズとの兼用だった)、老朽化が進んでいたことから、新球場、ペトコ・パークが2004年に開設されました。客席は、ダークブルーとネイビーブルー。サンディエゴの青い空、青い海をイメージしたもので、ネイビーブルーは、サンディエゴが太平洋艦隊を誇る、米海軍の港町であることからパドレスのチームカラーにもなっているとのこと。ぺトコパークですが、とにかく広かったです。ライト後方の入り口から入場して、三塁側ベンチが王ジャパンのダグアウトでしたから、けっこう歩きました。ゆっくりスタジアムを見物しながらでしたが、ざっと15分くらいかかりました。外野の守備範囲も他球場に比べると広いそうです。

とにかく、真新しいスタジアムは、ボストンのフェンウェイや、ヤンキースタジアムに比べるととっても無機質に感じられました。ヤンキースタジアムの汚いトイレは便所と呼ぶに相応しく、一方、ぺトコパークはトイレもきれいで、全てがきれいでした。まサンディエゴ自体が、アメリカン・ファイネスト・シティーと呼ばれるくらい、きれいな都市ですから、アメリカで最も住みやすい街であることは疑う余地もないようです。上記のクアルコムなど、通信産業ではボストンとアメリカ一位二位を競う都市であり、バイオテクノロジーでは全米一位とか。日本のノーベル生理学賞を受賞された、利根川博士の出身大学もカリフォルニア大学サンディエゴ校ということでその訳がわかります。リサーチセンターも数多く存在するそうで、バイアグラで名高いアメリカ医薬品メーカーのファイザーの研究所なども車を走らせて目に入ってきました。


サンディエゴという街について

サンディエゴは、

1.太平洋最大の海軍の軍港

2.軍需産業である、通信、バイオテクノロジーが発展し軍隊から分離

3.1950年代という、近年に創立されたサンディエゴ大学(カリフォルニア州立)だが、
   ノーベル賞受賞者を10名以上も輩出しているそう。彼等も大学の教員として教鞭をとられている
   そうだから ⇒ 生徒も優秀 ⇒ 世界トップ10にランキングされる大学に成長
   ⇒ 学生の就業率はサンディエゴが全米一 ⇒ それだけ企業が潤っている

  
つまり、それだけサンディエゴは潤っている、(全米第五の都市)といえるでしょう。
治安もよく、アメリカで最も住みやすい街といわれる所以ですね。

気候も最高だったし(3月だったけど暑かったです)、海はきれいで、いい街です。


アナハイムからサンディエゴまでのドライブ



ずっと5号線を南下したら着きました。ゆっくり走って、一時間半もかからなかったと思います。途中、米軍キャンプを通過しましたが、そこから見える太平洋がきれいだった。そこを過ぎると海の見える家がたくさんあって、あんな景色は日本にはないだろうなぁ、と感動しながら走りました。5号線はサンディエゴの真ん中を走っているので、ダウンタウンで降りたらすぐスタジアムです。

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